外科的領域に踏み込むインプラント治療には抵抗がある方も少なくないかもしれません。
その一方でインプラントによって快適な日常を取り戻した方々も大勢いらっしゃいます。
ここでは実際に治療をさせていただいた患者様の生の声をご紹介します。
現在通院中の歯科医で、右側下の奥から2本目の歯に亀裂(縦方向)が入っており、抜歯>ブリッジを提案されています。具体的には、亀裂の入っている歯を半分にして、亀裂のある方の歯を抜歯し、残りの半分と手前の歯でブリッジを作成するという内容です。
ちなみに、手前の歯もすでに治療済みの歯なので、削ること自体にはあまり抵抗はありません。また一番奥の歯も保険治療でかぶせ物をしています。
以前から、保険治療で行った下の歯の詰め物が気になっていたので、ブリッジをセラミックかカーボンで作ってもらうつもりだったのですが、このサイトを拝見しているとインプラント治療の方がいいのでは、、と不安になってきました。
大雑把なご説明で恐縮なのですが、インプラントとブリッジどちらが適当だと思われるか、ご意見をいただければ幸いです。
前から6番目の歯の2本の根のうち手前の根を抜いて、後ろの根と5番目の歯でブリッジにするという事ですね。
この場合のブリッジは少し清掃性(プラークコントロール)が難しくなる場合が多いです。
もしインプラントをする場合は6番目の歯を抜いて(2つの根を両方共)インプラントを1本入れるという方法になります。
やり直しをしない治療をお考えであれば、インプラント治療の方が良いと思われます。
ブリッジは負担のかかりかたで力学的に不利ですし、連結しているのでお手入れがどうしても難しくなり、歯周病や虫歯の起こる確率が高くなります。
現在のインプラント治療は、十分な基礎的な研究を経た上で行われているものです。
10年経過のものでも、98%〜100%成功というデータなども出ていますので以前のインプラントとはまったく違うと考えていいと思います。